足底筋膜炎について
足の裏は土踏まずがあり弓状のアーチ構造の形をしていますが、足の裏には踵の骨から指の骨の付け根にむかって5本足底筋膜という腱があり、この足底筋膜が足裏のアーチ構造を維持しており、地面に足を接地した際に体への衝撃を和らげるクッションの役割をはたしています。
長時間歩いたり走る事が多いと、この足底筋膜が小さく断裂を繰り返したり炎症を起こす事で痛みが出る事を足底筋膜炎と言います。足の裏や踵に痛みがある、また土踏まず部分に歩きはじめると強い痛みがある場合は、足底筋膜炎が疑われます。

- 足の裏が張っている感じがする
- 歩くとき、かかとに痛みが生じる
- 長時間立っていると足裏が痛くなる
- 起床後、一歩踏み出した際にピリッと痛む
- 足裏がきれいなアーチを描いていない
足底筋膜炎の主な原因
主な原因は、足首や膝や股関節などの柔軟性が低下する事で、足を接地した際の衝撃を吸収する事ができていなかったり、加齢により足の筋力が低下する事で体の重心が後方へと移動し、底筋膜自体の柔軟性が減り足の裏の筋力も弱くなっていると踵の部分に負荷がかかり足底筋膜への負荷が強くなり症状が出ます。
また底が薄いクッション性がない靴を履いていたり、革靴やデザイン性重視の歩く時に足の指が使われづらい靴を履いていても足底筋膜炎になりやすくなります。
発症後の経過による症状
発症初期には、自己治癒能力により自然に治る事もありますが、毎日の通勤や立ち仕事、ランニングやジャンプをする事が多いスポーツなどで長時間足に負荷が伴う事が多いと難治性の足底筋膜炎に進行してしまいます。
さらに長い期間足底筋膜炎を患っていると、踵の骨に付着している足底筋膜が骨化して骨棘ができてしまう事もありますので、症状が出てから一週間ほど経過しても痛みが引いていかない場合は専門家へ相談しましょう。
当院の治療法
当院の治療方法としては、火を使わないお灸をし全身の気の流れを整え、患部への血の巡りを改善し損傷している組織の治癒能力を高めます。全身の経絡調整をする事で、体全体の筋肉の捻れを戻し、骨盤、股関節、膝関節、足首の骨格調整をする事により、足底筋膜へ掛かる負担を減らします。
また高周波電気治療により患部に付着している深部の筋膜を緩め患部の炎症を抑え、刺さない鍼を使い自己治癒能力を高める事で炎症物質を吸収させやすくします。イオン球を使い関節の気血の流れを整え動作時の疼痛を軽減させます。
足底筋膜炎でお困りの方は当院へお任せください
足底筋膜炎でお悩みなら津島市にある アグーテ鍼灸整体院にお任せください。
当院では、患者様の症状、感じている痛みを聞くことからはじめます。痛みや症状は人それぞれです。そのため、お一人お一人の症状と丁寧に向き合うことを心がけて施術を行っております。
お悩みの方は一度お気軽に当院にご相談ください。